耳に棲むもの
| 英語タイトル:My Inner Ear Quartet | 中国タイトル:耳朵裡的四重樂隊・耳朵里的四重奏 |
| VRアニメーション | 2023 | 日本 | 約35分 | 360°インタラクティブ映像 | 日本語・英語 |
監督:山村浩二、原作:小川洋子、脚本:小川洋子・山村浩二
プロデューサー:石丸健二、エグゼクティブプロデューサー:野間省伸
CGディレクター:Gee Yeung、リードUnityエンジニア:Jorge Pedrero Reyna
ラインプロデューサー:鹿野由美子、プロダクションマネージャー:玉那覇優衣
音響監督:太田昌孝、音楽:上野耕路
声の出演:岡田将生(男)、川口調(少年)
企画・制作:
»講談社VRラボ
孤独な少年の耳に棲むものとは?そしてなぜ少年の耳に!?
その少年は、毎日土を掘っては、そこで見つけたものをクッキー缶の中に集めていた。そして少年のノートには、彼の人生と、拾い集めた物たちが発する孤独な声たちが記録されていた。そんな彼の耳の奥には、4 人の音楽隊と、レース状の偕老同穴に住む 2 匹のエビが住んでいた。彼らは、少年が涙を流すたびに演奏とダンスをして少年を励ましてくれた。彼はお礼に、拾ったものが入ったクッキー缶を振る。そうやって少年は成長していった。
成人した少年は補聴器を売るセールスマンになり、孤独な声を拾い集めることも涙を流すこともなくなっていた。ある日、彼は TV のニュースで見た、日系人強制収容所で見つかった手製の小鳥のブローチに魅了され、少年の頃を思い出し、再び孤独な声たちを拾い集める旅に出る。そこで彼が出会ったものは...?
受賞(6)
アジアデジタルアート大賞:第23回アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA、日本、2023.11
経済産業大臣賞:第23回アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA、日本、2023.11
VR部門 最優秀賞:第47回オタワ国際アニメーション映画祭、カナダ、2023.09
審査員コメント:シンプルなインタラクティブ性と優しくも力強い語り口を織り交ぜた手作り感とハートフルなストーリーが評価され、審査委員会は山村浩二氏の『耳に棲むもの』に最優秀バーチャルリアリティアニメーション賞を授与する。
VR部門 特別賞:第13回先進映像協会 ルミエール・ジャパン・アワード、日本、2023.11
シネクエスト賞:シネクエスト映画祭、アメリカ、2024.03
メディアアート部門 銀賞:第29回 ifvaフェスティバル、中国、2024.03
公式セレクション(15)
第47回オタワ国際アニメーション映画祭、カナダ、2023.09
第23回高雄映画祭、台湾、2023.10
第4回ビヨンド・ザ・フレーム・フェスティバル、日本、2023.10
第13回先進映像協会 ルミエール・ジャパン・アワード、日本、2023.11
第23回アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA、日本、2023.11
第5回フェナキ2023 北京アニメーションウィーク、中国、2023.11
第30回エチュード&アニマ 国際アニメーション映画祭、ポーランド、2023.11
第20回アニマテカ国際アニメーション映画祭、スロベニア、2023.12
第33回シネクエスト映画祭、アメリカ、2024.03
第29回 ifvaフェスティバル、中国、2024.03
第6回カブーム・アニメーション映画祭、オランダ、2024.04
第14回北京国際映画祭、中国、2024.04
第22回アニフィルム国際アニメーション映画祭、チェコ、2024.05
第17回フィラデルフィア・インディペンデント映画祭、アメリカ、2024.05
第63回アヌシー国際アニメーション映画祭、フランス、2024.06