カフカ 田舎医者
              
              | 英語タイトル:Franz Kafka's A Country Doctor | 仏語タイトル: Un médecin de campagne de Franz Kafka | 中国簡体字タイトル:卡夫卡乡村医生 |
                | 短編アニメーション | 2007 | 日本 | 21分 | 35mm,、HD、DCP | ビスタ(1:1.85)、16:9 | 5.1ch、ステレオ | 日本語、英語字幕 | 
情報 | 
台詞 | 
スチール | 
 予告編
 予告編 | 
 メーキング映像
 メーキング映像 |
 U-NEXT |
              
DMM TV | 
Lemino | 
              
              監督・脚本・編集・アニメーション・美術:山村浩二
              原作:フランツ・カフカ
              音楽:冷水ひとみ
              サウンドデザイン:笠松広司
              声の出演:茂山千作、茂山茂、茂山童司、茂山七五三、茂山逸平、金原ひとみ、山村浩二
              制作:ヤマムラアニメーション
              製作・配給:松竹 
              
              
 
              
              雪の降り積もる、ある寒い夜のこと。田舎のしがない医者のもとに、急患の知らせが届く。それが全ての始まり。医者は、おかしな人々に翻弄され、被害妄想にとらわれ、やがては寒空の下に放り出される。チェコの文学者カフカの短編を原作にした不条理劇。
              受賞 (12)
              グランプリ:オタワ国際アニメーション映画祭、カナダ
              グランプリ:アニマドリード マドリード国際アニメーション映画祭、スペイン
              金のジャバウォック:エチュード&アニマ国際映画祭、ポーランド
              グランプリ:イ・カステリ・アニマティ、イタリア
              グランプリ:シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭、ドイツ
              グランプリ:モンストラ・リスボン国際アニメーション映画祭、ポルトガル
              グランプリ:広島国際アニメーションフェスティバル、日本
              最優秀賞:クロク国際アニメーション映画祭、ウクライナ・ロシア
              銀のハト:ライプチヒ国際ドキュメンタリー・アニメーション映画際、ドイツ
              最優秀短編アニメーション賞:アニフェスト・トシェボニュ、チェコ
              文化映画 第7位 :第81回キネマ旬報ベスト・テン、日本
              大藤信郎賞:毎日映画コンクール、日本
              
                公式セレクション (42)
                アヌシー2007、フランス、2007
メルボルン国際映画祭、オーストラリア
ロードアイランド国際映画祭、アメリカ
第45回ニューヨーク国際映画祭、アメリカ
シッチェス カタロニア国際映画祭、スペイン
モントリオール国際映画祭、カナダ
リオ・デ・ジャネイロ国際短編映画祭 2007、ブラジル、2007
第9回アニメーテッド・ドリーム、エストニア
クレルモン・フェラン短編映画祭、フランス
アニマ 2008、ベルギー、2008
アニマムンディ 2008、ブラジル、2008
animecs TIFF2007オープニング作品:第20回東京国際映画祭、日本、2007
カルロヴィ・ヴァリ映画祭
国際アニメーション映画祭 ファントーシュ2007、スイス、2007
ヴィースバーデン国際ウィークエンド・アニメーション、ドイツ
フレドリクスタ・アニメーション・フェスティバル、ノルウェー
ウォータールアニメーション映画祭、カナダ
アニメーション映画サミット、カナダ
アニメーション・ネーション、シンガポール
国際アニメーション映画祭 アニログ、ハンガリー
国際アニメーション映画祭 アニマテカ、スロヴェニア
第21回カタロニア国際アニメーション展 アニマック 2008、スペイン
第19回アンカラ国際映画祭、トルコ
すかがわ国際短編映画祭、日本
カルロヴィ・ヴァリ映画祭、チェコ
国際アニメーション映画祭 ファントーシュ2007、スイス
ヴィースバーデン国際ウィークエンド・アニメーション、ドイツ
オタワ国際アニメーション映画祭、カナダ
アニマドリード マドリード国際アニメーション映画祭、スペイン
 エチュード&アニマ国際映画祭、ポーランド
 イ・カステリ・アニマティ、イタリア
シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭、ドイツ
モンストラ・リスボン国際アニメーション映画祭、ポルトガル
 広島国際アニメーションフェスティバル、日本
 クロク国際アニメーション映画祭、ウクライナ・ロシア
 ライプチヒ国際ドキュメンタリー・アニメーション映画際、ドイツ
 アニフェスト・トシェボニュ、チェコ
  毎日映画コンクール、日本
                
                第27回上海国際映画祭、中国、2025  
                
              レビュー (6)
凸レンズで心理を見るような…
『頭山』『年をとった鰐』と不条理劇を独自のアニメーション作品に結実されてきた山村浩二氏が、不条理の本丸、カフカい挑んだ。今まで世界の誰も試みなかった人物の心理をアニメーションと言う凸レンズであぶりだしてくれる。 (川本喜八郎 アニメーション作家 2007)
すぐれた幻想物語を読んでいる僕たちの頭のなかでは、いろんなものが大きくなったり小さくなったり、恐ろしくなったり滑稽になったりしている。アニメーションにはほんとうはものくごくたくさんのことができるのに、僕たちはいままでその一部しか見ていなかったことを山村浩二の作品はおしえてくれる。ユーモアと恐怖、美しさとグロテスクさ、深遠さと軽妙とが、何と濃密に入り混じった20分間か!(柴田元幸 東大教授・翻訳家 2007)
喜び、楽しみ、笑いが人生を占めているとはかぎらない。つらさ、義務、厳しい現実と悲しいさだめが待っている。どうしようもないときに、自分がこわれない道を見定めて歩いていくにはそうしたらいいだろう?カフカはプラハの石畳の上で知っていたのだろう。生に向かいあうとき、凍えた手と手は、つながっていく。つながる手。そこに生まれた体温が山村監督の映像から伝わる。(梶原初映 チェコ情報誌CUKR(ツックル)編集長 2007)
揺らめき、震える世界 [土居伸彰 Animations creators & critics 2007]
[Kentaro Kawashima,、Körperinszenierungen im japanischen Film2016]
Metamorphosis as Origin–Koji Yamamura’s Short Animation Franz Kafka’s A Country Doctor [Kentaro Kawashima 2019]
              フィルム所蔵 (2)
              国立映画アーカイブ
              広島市映像文化ライブラリー
              書籍での紹介
                「私たちにはわかってる。アニメーションが世界で最も重要だって」
                著:土居伸彰、青土社、2021.11.12 »amazon 揺めき、震える世界ー山村浩二『カフカ 田舎医者』
  
  
    「アニメなんでも図鑑」
    監修:鈴木伸一、ポプラ社、2015.04  »ポプラ社 »amazon 
              
              
»オープラクシノスコープ・オリジナル商品 
ポストカード、マグネット